【農業】どうやったら儲かる農業ができるのか

概要

 

 

元記事

 

I

農業の儲かる仕組みとは1

 

  • 6次産業化による収益構造の変革

ひとつは農林水産省が推進している農業の6次産業化による収益性の改善です。6次産業とは、農業経済学者の今村奈良臣氏が提唱した造語で、1次産業の農業を2次産業(製造)、3次産業(小売業)と組み合わせて多角的に事業を展開することを指しています。つまりは生産した農産物を商品化し、流通する仕組みを作る、または農園の観光地化で付加価値をつけることで利益を確保する取り組みです。
これらの取り組みが農林水産省に認定された場合は、資金調達や6次産業化プランナーの派遣などの支援が受けられます。
農林水産省によると、認定者の7割は認定申請時と比較して売上が増加しており、一定の効果が確認されています。

  • IoTによる外的リスクの軽減

もうひとつは世界的にも注目されているIoTによる生産性向上です。田植機が遠隔地にいる専門家と通信することで、機械の保守はもちろん、肥料や収穫について専門家のアドバイスをもらえるようになり、生産を効率化できます。将来的には無人で田植機を動かしたり、作物の状況をセンサーで管理したりすることによって重労働を減らして農業人口の間口を広げることも期待されています。
さらに、勘と経験に頼ってきた種まきから収穫までのプロセスについて、データ分析により生産量を予測し、効率的に生産することができるようになります。このようにIoTはアイデア次第で農業のさまざまな面から効率性に対してアプローチでき、可能性が広がる分野です。

  • 4次産業化で「個の力」を活かす

従来の農業では主に農業協同組合(JA)が各農家の生産物を取りまとめて出荷する方法をとっていました。しかし、「鈴木さん農家が作ったコメ」と「斎藤さん農家が作ったコメ」は、実際は違う品質のはずです。鈴木さん、斎藤さん農家の持つ力をそれぞれ活かしていこうとする考え方が4次産業化です。佐賀大学農学部と佐賀県農林水産部、オプティムは、生産から加工、流通に至るまで一体化して行う6次産業化に対して、1次産業と3次産業を組み合わせた4次産業化という言葉を定義しました。極力人手をかけずに栽培し、流通経路で生産者のトレースが可能な「スマートやさい」によって小規模農家でも収益をあげる取り組みを行っています。
6次産業化やIoTは個人で取り組むのは難しいですが、4次産業化であれば個人でも実現可能です。個人の持つ力を活かして農産物に付加価値をつけていうという取り組みも始まっています。

 

農業の儲かる仕組みとは2

 

  • 暗黙知を落とし込んだ「Akisai」

エンタープライズITで創造的な変革をもたらしたものについて表彰するミライアワード2016。「食」部門のグランプリを受賞したのが富士通の「Akisai(秋彩)」です。

  • データ収集で出荷量を試算「テラスマイル」

農業支援のITベンチャーであるテラスマイルはソフトバンクと協業して農業支援サービスを共同開発しました。テラスマイルは地方発のスタートアップで、インキュベーションプログラム「IBM BlueHub」で最優秀賞に選ばれています。

  • 消費者が野菜を栽培「遠隔農場テレファーム」

「遠隔農場テレファーム」はインターネットを介した地域支援型農業のサービスを提供しています。消費者がテレファームのシミュレータで野菜の栽培を開始すると、連動して実際の畑に作物を植えます。植えた作物は成長過程を日々写真で確認でき、収穫した野菜は消費者がオンラインショップを出店して販売することもできます。

 

 

IoT/M2M活用によるオランダのトマト生産量の増加

http://www.ric.co.jp/expo/iotm2m/pdf/s-1.pdf

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ICT技術がトマト栽培の高度化に生きる
~NEC × JA小松市

 

このプロジェクトは、小松市の特産品であるトマトの栽培や加工品の開発をJAと企業が連携して展開しており、現在はトマト栽培でのICT導入フェーズを迎えている。

これまで、品質向上や収量拡大を支えていたのは生産者の経験や勘だった。しかし、こうした技術を高めていくためには、経験と勘に頼っていた部分をデータとして明確にする必要がある。そこでコマツが提案したのが、NECのICTクラウド技術の活用だった。

ここで使われている技術は、センサーや端末からのデータをネットワークを介して集約するNECのソリューション「CONNEXIVE」を、施設園芸の環境監視に活用したものだ。ビニールハウス内部の温度や湿度、炭酸ガス濃度、日照などをセンサーで測定し、データをNECのクラウド上に収集。収集したデータはグラフの形でパソコンやスマートフォンで確認できる。そのため遠隔地にいても、ハウス内の環境をリアルタイムで把握することが可能だ。そのデータを基に、生産者はハウス内の換気や潅水(かんすい:植物に水を供給すること)を行うという仕組みになっている。また、営農日誌も搭載しており、農作業の計画・実績や農薬散布の回数・量などを、ウェブブラウザー上から登録・確認できる。

 

 

 

参考

 

  1. IoT/M2M活用で実現する
    http://www.ric.co.jp/expo/iotm2m/pdf/s-1.pdf
  2. 「儲かる農業」とIT~前編~
    https://www.change-makers.jp/business/11146
  3. ICT技術がトマト栽培の高度化に生きる
    https://www.google.co.jp/?gfe_rd=cr&ei=FwcVWdHNJajEXsPwr4AO
  4. 最強の脱サラ新規就農
    http://nouest.com/hajimeni/
  5. やまむファーム
    https://ymmfarm.com/

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